中古住宅を購入するときの注意点

住宅ローンの種類

中古住宅の購入を考える場合、気になることの1つが住宅ローンです。ここではどのような住宅ローンがあるのか紹介しましょう。

 

・フラット35

 

支払い期間が最長35年の、固定金利型の住宅金融支援機構の住宅ローンです。
借入時に返済金額が決定するので資金計画が建てやすくなります。
保証料・繰上げ返済手数料がかかりません。
申し込みは取扱金融機関で行えます。
各金融機関でローンの金利は異なります。
平成21年7月融資開始の金利は、返済期間21年以上35年以下で2.820%~3.960%です。

 

・財形住宅融資

 

住宅財形貯蓄を行っている人以外でも、一般財形・年金財形を行っている人も利用できる住宅ローンです。
財形貯蓄を1年以上続け、残高が50万円以上ある人が対象です。
5年固定金利型で、5年ごとに金利の見直しが行われます。
平成21年7月1日現在の金利は1.96%です。

 

・銀行のローン

 

各銀行で様々な特徴のある住宅ローンが提供されています。
利用状況によって金利が優遇されるものや預金額分には金利がかからない預金連動型、女性向け住宅ローンなどがあります。
交渉によって金利を下げてもらえる可能性もあります。
金利タイプは固定型・変動型・固定金利選択型・上限金利設定型、様々な金利タイプを組み合わせるミックス型などがあります。

 

・自治体のローン

 

居住する自治体に住宅ローンがあるのかどうかを調べてみましょう。
地域によってはお得なローンもあります。
広く宣伝していない場合もありますので、各自治体に確認して調べておきましょう。

 

この他、生命保険会社や貸金業者(ノンバンク)でも住宅ローンを扱っています。
また、勤務先で住宅ローンを扱っていないかどうかも確認しておきましょう。
高額なローンですので中古住宅を購入する際には、できるだけ金利や手数料を安くする情報を集めておくことが大切です。